あなたは、どのくらい牛を知っていますか?

「牛についてはめっきり食べる専門で」
「黒毛和牛なら知っている・・・」

牛といってもあまり知られていないことってあると思います。今回は、ちょっとだけ詳しく牛にまつわることを記載していきます。お肉を語るうえで切ってもきれない牛のエトセトラ。

これを読むとあなたも牛肉博士!?




全世界の牛は、なんと!200種類ある!?

ふだん、牛肉を好んで食べていても、ウシのこととなるあまり気にしないもの。

そこで、ウシってどんな動物なのか、あまり知られていないことを紹介してみよう。

この地球上には12億頭を超えるウシが生息するといわれているが、生物分類上はすべて1つの仲間になる。すなわち、動物界脊髄動物哺乳類綱偶蹄目ウシ科ウシ属のウシになる。

ウシ属にはほかにガヴァ(東南アジアに少数生息)、バンテン(インドネシアを中心に生息)、ヤク(チベットに生息)、コープレイ(インドネシアにわずか生息、1937年に発見)という仲間がいる。また、1627年にポーランドを最後に絶滅したオーロックスもウシ属であった。

ウシの品種としては約200種類あり、全世界の北緯60度から南緯40度の間に広く分布している。大別すると2つのグループに分けられる。

1つはヨーロッパおよびアジア北部原産のコブ(肩峰・ハンプという)のないウシであり、もう1つはインド地方原産のコブのあるゼビューウシである。

そのほかアフリカを中心にサンガ(コブなしウシとゼビューウシの交雑種)とよぶウシがいる。




また、野生化した小集団もおり、イングランド北東部のチリンガム公園のものが最も古く有名で、13世紀に公園ができたときから生息しているという。

すべてのウシは特徴のある歯の配列をしている。

全部で32本の歯をもつが、上アゴには大臼歯以外の歯はない。寿命は数年から数十年の幅がある。長寿記としては、ウェールズ地方で飼われていた肉用牛が1956年に40歳で死んでいるが、おそらくこのウシがナンバーワンであると思われる。

妊娠期間は283日前後で、季節性はない。双子はまれで、生後1時間以内で立ち上がるというたくましさだ。