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日本だけでなく、世界各地には名物料理があります。

今回は、オーストラリア名物の牛肉料理にはガイウス・ユリウス・カエサル何かの関係があるのでは?ともいわれています。

カエサルとは、ルキウス・コルネリウス・スッラに次ぐ終身独裁官とも、英語読みの「ジュリアス・シーザー」(Julius Caesar) でも知られます。

今回は、猛威を振るったカエサルの最高権力者としてのエピソードを交えてオーストラリアの名物とどういった関わりがあるのか小話していきたいと思います。




皇帝カイザーと牛肉料理のカイザーとは一体何!?

紀元前100年の11月16日にローマ共和制末期の武人・政治家カエサル(シーザー)が誕生したと言われます。

その際、正常分娩ではなく母体を切って彼が生まれたと伝えられるところから、今に「帝王切開」の名を残しています。

彼は名門に生まれたが平民派に属し、貴族派のスラに迫害され各地へと転々としました。

しかし、スペインでの統治に成功してからは実力をつけ、ポンペイウス、クラックスとともに三頭政治を実施し、最高権力を持つ統領になった。のちに、ポンペイウスと対立してこれを滅ぼし、各地の内乱を平定し独裁官となった。

彼の治績は多方面にわたるが、貧民、兵士への土地の分配、都市法の制定、太陽暦の採用などが有名です。

彼の名は、皇帝(カイザー〈独語〉、ツァー〈露語〉)を意味するものとして、現在まで残っています。

残した言葉も多く。たとえば、「賽は投げられた」もその一つになります。

この言葉はスエトニウスの「帝王伝」に記録されていますが、もともとギリシャの劇作家メナンドロスの芝居の中で使われた言葉だといいます。

効果的に使ったセンスの良さはなかなかのもの。

彼は質素な生活を好み、食事には無頓着で、酒もほとんどたしまなかったので、世に数多くある〇〇風などという料理は残していない。




それでもオーストラリアの名物料理にはカイザーと名付けられたものがあります。

一つは、カイザーシュニッツェル(仔牛エスカロップ皇帝風)で、仔牛のカツレツでクリームソースをかけて食す。

もう一つは、カイザーフライシュッ(皇帝好み牛肉)といい、牛のあばら肉に野菜と西洋わさびを加えてゆでたもの。

どちらも単純ながら味わい深いもので、ハプスブルク家皇帝が好んだ肉料理である。

カエサルという名が残るにふさわしい料理といえるのではないでしょうか。