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【コンビーフ】の缶は何故あのような形をしているのか!?

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ご覧いただきありがとうございます。

コンビーフの缶詰をごらんになったことはありませんか?

現在では様々な形が存在しますが、昔から慣れ親しんだ形というものがあります。

ここで一つ疑問が残ります。

コンビーフといえど缶詰の形といえば円筒形のような形をしているのではないでしょうか?

何故コンビーフの缶詰だけがこのような形になったのでしょうか?

今回は、コンビーフの缶詰だけ何故このような形になったのかご紹介していきます。




不可思議なコンビーフの缶詰の形の謎を解くカギはシカゴにあり!?

缶詰といえば大体、円筒形と決まっていますが、コンビーフの缶詰だけはあの独特の四角い、ピラミッドの頭を切ったような形(通称を枕缶という)をしています。

これは日本だけでなく、アメリカでも缶入りのコンビーフが初めて製造されたときからずっとこの形をしているそうです。

時は19世紀なかばのシカゴ。

この町は大発展を迎えていました。鉄道はシカゴ中心部に広がり、広大な牧畜地帯から牛や豚が送りこまれていきました。

1860年、シカゴでは年間40万頭の家畜が処理されていたが、そのわずか2年後の1862年には3倍の130万頭が処理されるようになっていました。

世界最大の食肉生産を誇るユニオン・ストックヤーズが設立されたのは1865年のことです(1971年に閉鎖)。

そのシカゴの食肉生産業者のひとり、J・Aウィルソンが新しい加工食品を発明した。

いわゆる缶詰のコンビーフです!

骨、軟骨を取り除き、水分を減らして圧縮してあるので、重量は従来の缶詰肉の3分の1に減少した。

肉の繊維をほぐし味付けしてあり、そのまま食べられるので、軍用食、簡易食としてたちまち普及していきました。




ウィルソンが知恵を絞ったのがあの形。

台形にした理由は2つある。

第1に詰めやすいこと。

缶内に空気が残ると肉が酸化して変色するが、この形だと隙間なく充填しやすくなります。

次に、コンビーフは携帯食品なので、どこでも開けられるようにカギを使って缶の側面を巻き取るようになっているが、そのときにこの形だと普通の円筒形の缶に比べて、中身がすっぽりと取れやすくなります。

ウィルソンはこの新型の台形の缶を特許申請したが、登録認可されたのは1875年のことだった。

少し寂しい史実になりましたが、昔、日本の軍用食ではサラミがよく使われ石川県でよく生産されたことがありました。

様々な歴史を経て今の食文化が成り立っている。

お肉の歴史非常に面白い部分が垣間見ることができます。

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