牛肉のステーキには国産オリジナルのトッピングがあった!?

牛肉のステーキでどのようなものトッピングしていますか?

とうもろこし、ポテト、ホウレンソウなどさまざまあると思います。また、香味野菜をトッピングするのが定番になります。

香味野菜といえば、タマネギ。

いまや定番のトッピングでのお話ではありますが、実は日本でうまれた国産オリジナルのトッピングについてご紹介していきます。

牛肉のステーキは、たくさんのレシピが存在しますが世界の偉人たちをおどろかせた日本のオリジナルレシピをご堪能下さい。




タマネギ漬けのステーキは有名な歌手の舌をとりこにしてしまった!

シャリピアン

今ではすっかり聞かなくなったといえば、「シャリピアンステーキ」。

ソ連(現ロシア)20世紀初頭に活躍した世界的なオペラ歌手。見事な声力で日本の声楽ファンを魅了し、昭和11年におこなわれた公演は日比谷公会堂。

もちろんマイクはなかったわけだが、張り切った声は広い公会堂の二階の最後部席まで乱れることなく届いたといわれています。

そんな世界的なシャリピアンがこよなく愛するステーキが「シャリピアンステーキ」。

当時のシャリピアンの来日もさることながら、シャリピアンステーキの話題もすごかった。

当時まことしやかに伝えられていたシャリピアンステーキのレシピは、シャリピアンが泊まる帝国ホテルのキッチンにはいりこみ、コックに細かくレシピを伝え、シャリピアン本人も料理したという。

そのレシピだが、牛肉のステーキをタマネギの絞り汁に30分ほどつけておき、それと別にタマネギのみじん切りをバターでよく炒めたあと、先のタマネギをおろしたものと混ぜ、それらをトマトピューレ、レモン汁、塩、こしょうなどで味をととのえ、焼きあがったステーキの上にたっぷりとのせて食べるというもの。

実は、このレシピはシャリピアンが本人が考案したものではなく、シャリピアン本人が東京公演中、帝国ホテルを抜け出して、あちこちでジャパニーズステーキを探訪していたのだ。

そのひとつが昭和10年の9月、銀座6丁目の松坂屋デパートの裏に開店したばかりのビフテキ専門店「スエヒロ」。

当時としてはめずらしい「ビーフステーキ」をなんとか日本人に根付かしたいと工夫していた初代主人の石原仁太郎さん(昭和60年没)。

これは間違いなし!

と、つくりあげたのがシャリピアンステーキのレシピ。

タマネギ漬けだ。




シャリピアンがかなりのお気に召したところから、見よう見まねで帝国ホテルのキッチンで作らせ、さまざまなところで作らせたことから吹聴して歩いたものらしい。

ただ、これを本当の意味で弘めたのは通訳だという気がする。

シャリピアンステーキにベストマッチはこちら!